本日は、お金のお話です。
1.投資(資産形成)の目的
新NISAが2024年1月に始まり、2年目に突入したわけですが、投資の目的は人それぞれかと思います。いくつか思いつく目的を挙げてみました。
・老後の生活資金のため。
・子供の教育資金のため。
・家族で海外旅行行くため。
・配当金により月々の給与にプラス5万円したいため。
・FIREやサイドFIREしたいため。
・趣味
2.投資手法
新NISAと同時に株や投資信託をやり始めた人にとっては、上記のような目的を達成するために、1年目の成績を踏まえ、2年目をどうしようか悩んだりしている人はいるかと思います。
いくつか投資手法の例を次のとおり挙げましたが、ほんの一例です。なお、NISA口座に限ったものだけではなく、特定口座での取引にも当てはまります。
・年初に一括投資する人
・毎月○○円と決めて投資信託をコツコツ積立していく人
・配当金狙いで高配当株へ投資する人
・株主優待目的で投資する人
・テンバガー(10倍)狙いの投資をする人
正直なところ、100人いれば100通りの投資方法があってもおかしくないと思っています。SNSや書籍を見ていて思うのは、再現性のある投資手法を用いているものと、たまたまその人にとってはその手法がハマっただけで、万人がとることのできる投資手法ではないものもあると感じています。
はじめは気に入ったSNSや書籍をもとにしてもいいので、まずやってみることが大事ですが、それで勝ち続けられるほど投資の世界は甘くないと思っています。ビギナーズラックはあっても、いつかは失敗するときがきます。その時に市場から退場しないようにすることが投資を継続するうえで大切なことかと思います。特に個別株に手を出す場合は、ぜひ銘柄選定にあたって、自分なりの購入理由をもつようにしてください。○○さんがSNSでおススメしてたから買ってみたではなく、そのおススメの株自体を自分なりに分析して納得したうえで買うようにすることが大切です。
3.投資手法とメンタル
どういった投資手法が自分に合うスタイルか模索して、心理面でも余裕をもてるようにしないと、暴落時に投げ売りしてしまうこともあるでしょう。投資するうえでは、メンタルも重要です。仕事中も株価を見ないとどうにも落ち着かないようであれば、資金を投入しすぎていたり、ボラティリティ(株価の上下が激しい)が高い銘柄に集中投資していたりするのかもしれません。分散投資をしたり、個別株は止めて、オルカン等の投資信託のみにする等、メンタルの居心地がいい状態で続けられる投資手法を見つけるのがいいかと思います。試行錯誤することで、自分にとって居心地のいい投資手法が見つかるかと思います。
SNS等を見ると、すごい利益や資産額が見えてきますが、他人と比較する必要はありませんので、自分が納得できる投資手法で、資産を増やせたらいいかと思います。銀行の定期預金に預けているよりも利益が出たくらいでも、本人が納得できるならそれでいいんじゃないかなと私は思います。もちろん、ハイリスク・ハイリターンで成果が出せる場合はそれもいいんじゃないかと思います。
4.私の投資スタンス
私の場合、投資信託はひたすら毎月積み立てていき、細かなことは気にしないスタンスです。ほとんど損益を見ていないくらいです。一方、個別株は、売却益より配当金重視で投資しています。想定外に値上がりして、配当金をもらうより売却してしまった方が利益になると判断した場合に限り売却しています。また、これらの戦略はコアの部分です。サテライトとして、少額ですが、配当金より値上がりを狙って購入しているものもあります。サテライトはお小遣い稼ぎのようなイメージです。
5.おススメ本:「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」
現在休職中ということもあり、戦略の見直しも必要かなと思ったりしています。お金はないより、もちろんあった方がいいものですが、心と体の方が大事であることを痛感しております。「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」という本を読みましたが、若い人(20代もしくは10代)ほどこの本を読んでみるといいと思います。相続財産について触れられていたりしますので、自分の子供たちへどのように資産を残すかといった視点でも学べますから、年齢を問わず、おススメできる本です。資産形成と人生経験の価値観について、何かしら学びがあるかと思います。病気になった時のためのお金も必要ですが、若く動ける体があってこそ、楽しくお金を使えることもありますので、資産形成一辺倒にならず、人生を謳歌できるといいと思います。少しでも参考になってくれたら幸いです。
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DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール [ ビル・パーキンス ] 価格:1870円 |
最後までお読みいただきありがとうございました。
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