今日は、最近のトランプ関税について、株式市場への参加という視点で書いていこうと思います。
1.トランプ関税により、市場はジェットコースター
トランプ関税によって、世界恐慌のような様相と言いますか、どこもかしこも大幅下落となり、相互関税が90日間延期となったことにより、前日までの下落から一転、NYダウが4月9日終値で3,000ドル近く大幅高となるなど、ジェットコースターのような相場になっておりますね。日経平均も振り回されていますね。4月10日終値は2,800円越えの大幅高となりました。こういった場面を買い場と捉えるか、恐怖から狼狽売りしてしまうかで、投資の向き不向きが出てしまうように思います。
新NISAで始めた人にとっては、含み損になった方が多いと思います。私も含み損になりましたが、長期的な視点で見たら、特に気にする必要なく淡々と積み立てていけばいいかと思っております。コロナショック然り、日銀ショック然りでしたので。投資をしていれば大なり小なりの上下は付きものですから、慌てない心を持てるかどうかは大事ですね。含み損になってしまうと、これ以上損失が増えないか気になってしまうかもしれませんが、あえて資産額を見ないのも一つです。また、SNSも見ないのもいいと思います。SNSではいろんな立場の投資家が好きに呟いていますので、真に受けすぎるのは良くないです。短期投資家や信用取引で大損した人と長期投資家では考え方が全然異なりますからね。
今回のジェットコースター相場について言えば、高配当株投資をしているのであれば、配当金をもらえることが精神安定剤になったりします。また底値で買うのは難しいので、底値では買えていませんが、下落したところで買い増しした株や新規購入した株もあります。値上がり益より、保有することで配当金がもらえることを前提とした投資です。
2.追加投資先、新規投資先の紹介
追加投資先
(7972)イトーキ
ちなみに追加投資は、(7972)イトーキです。オフィス家具等でご存知の方も多いのではないでしょうか。ここ数年好業績に増配傾向にあります。株主優待も実施しております。
(9432)NTT
続いての追加投資は、(9432)NTTです。個人投資家でも買いやすい価格かつ景気に左右されにくい通信業界の誰しもが知っている会社です。最近はあまり業績が芳しくないので、株価はパッとしませんが、長期的にはIOWNといった構想に期待を持ちたいところです。
新規投資先
(8316)三井住友銀行
新規投資は(8316)三井住友銀行です。三菱東京UFJ銀行はすで保有していたのですが、三井住友銀行は、下がるのを待っていたところでしたので、新規購入しました。トランプ関税で先の見通しが立ちにくくなってしまいましたが、日銀の利上げなど好要素の可能性はあるので、配当をもらいつつ様子を見ていこうと思っています。
今のところ、個別株へのこれ以上の追加投資の予定はなく、あとは淡々とオルカン等の投資信託に積み立てを継続していきます。
参考になったのであれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。