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読書:スタンフォード式 最高の睡眠 / 西野精治

本日は、サンマーク出版から2017年に出版されている、西野精治が著者である、スタンフォード式 最高の睡眠という書籍について、紹介しようと思います。

1.こんな人にオススメ

・睡眠に悩んでいる人
不眠症の人
・仕事のパフォーマンスをあげたい人
・昼間の眠気を解消したい人

 

2.最高の睡眠=最初の90分間

本書を読んでみて、とにかく重要だと感じたことは、寝てからの最初の90分間の睡眠についてです。この90分間の睡眠の質が大きな影響を持っていることが学べます。多くの人は、睡眠の量を気にしていると思うのですが(つまり7時間くらいは眠りたいなぁということになるのですが)、質の方が重要だとこの本では述べられています。

眠って初めにくる睡眠というのは、ノンレム睡眠であり、深い眠りです。この深い眠りは脳自体も休息するので、体全体で休息を取っていることになります。うつ病不眠症の場合、このノンレム睡眠がうまく取れていないことがあるそうです。実際、眠りが浅いと感じる、もしくは睡眠アプリでそのように計測される場合には、ノンレム睡眠が十分ではない可能性があるため、このノンレム睡眠の90分間をうまく取れるようにすることが一つ重要になってくるようです。

私自身、うつ病睡眠障害も患っておりますが、寝つきが悪い時なんかはやはり目覚めもあまり良くなかったりしますので、ノンレム睡眠の90分間の重要性には納得です。

また、寝起きのタイミングについても、本書では触れられています。音を小さめの目覚ましで1回目を鳴らし、20分後に普通の音で目覚ましを鳴らすという方法です。

レム睡眠状態で、起きられる準備ができている場合は、音の小さい目覚ましの段階で起きられるそうです。この場合は、目覚めが良いそうです。しかし、ノンレム睡眠中に無理やり起きると目覚めが悪くなるため、1回目の目覚ましは小さい音でスルーし、2回目の目覚ましで起きるのがタイミングとしてはレム睡眠に切り替わり起きやすいとのことです。ノンレム睡眠レム睡眠の周期は明け方になるにつれてレム睡眠が多くなるので、この目覚ましの仕方がいいのだそうです。良かったら試してみてください。

私は今は休職中ということもあり、目覚ましはかけず、自然に目が覚め、目覚めの良い時に起きるようにしているので、しばらくはこの方法は試す機会がないかなと思っていますが、頭の片隅には入れておこうとか思っています。

それから、本書では、昼間の眠気は昼食が原因というより、14時くらいにかけて体のリズム的に眠気がくるようです。なので、そのくらいの時間に行われる会議は眠気との戦いになってしまうのだそうです。オススメとしては、パワーナップが挙げられていました。

パワーナップとは、お昼頃に20分程度の昼寝をすることです。認知症予防にも効果があるようですので、眠れる環境が用意できる方にはオススメです。ただ、気をつけなければならないのは、1時間以上寝てしまう場合、昼寝をしない人の2倍、認知症になるリスクが高まるようですよ。

また、本書では朝日を浴びることの大切さは述べられていますが、セロトニンについてはあまり触れられず、メラトニンの説明がされています。最近の本では、セロトニンの重要性を語られることが多いので、少し発行年が古いことも影響しているかもしれません。ちなみにメラトニンは夜の睡眠のために必要で、その分泌には朝日を浴びたりしてセロトニンを生成することが必要になります。

3.まとめ

いかがでしたか。

最高の睡眠には、寝はじめの90分間が重要になりますので、少し意識してみると、睡眠の質が上がり、目覚め良く疲労回復し、昼間のパフォーマンス向上につながるかもしれませんよ。睡眠については、多くの人が何らかの悩みを抱えているように思いますので、一読してみることをオススメします。今でも売れている睡眠本ですので、睡眠本と言ったらこれ!と思ってもらってもいいのかもしれないです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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