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読書:あなたはもう、自分のために生きていい / Poche

本日は、ダイヤモンド社から2022年に出版されている、Poche氏が著者の「あなたはもう、自分のために生きていい 」という書籍について、紹介しようと思います。

1.著者について

Poche氏については、以前の記事で取り上げていますので、そちらのリンクを貼っておきます。

beingyourself7.com

2.今が生きづらいのはあなたのせいじゃない、読むだけで心が休まります。

本書は、今を生きることに疲れた、つらい、等の感情をお持ちの方にはすごく刺さる内容になっていると思います。X(旧ツイッター)のつぶやきがベースになっていることからも読みやすい構成になっており、つらい状況でも読み進めやすいと思います。

実際にうつ病を患い、今よりもしんどい昨年12月くらいに読んだのですが、すごく読み進めやすく、心が救われた、休まった感じがありました。今回、ブログで取り上げるにあたり、読み直したのですが、メンタル的につらい時であれば、いつ読んでも優しく包み込んでくれるような一冊なんじゃないかなぁと思いました。それにこのブログであったり、本書にたどり着いている時点であなたは疲れている可能性がありますので、少なからず刺さる箇所があるんじゃないかなと思います。

私がうつ病と診断され、休職することになった時に感じた思いとしては、やっとこれで休める、でした。病名がついたことに安心した部分があったのを覚えています。つまり当時はそれだけ追い込まれていたにも関わらず休む選択ができなかったのです。本書で最も印象的なフレーズがあるのですが、以下に引用します。

いつも頑張りすぎるあなたが何もせず休めたなら、それは「できた」だよ

できないことをできるようにするために努力をしますが、できることをしないようにするのは、なかなか難しいですよね。しかも、それは誰も評価してくれません。でも、しない決断(休む)をできたことに対しては自分自身を褒めてあげていいと思います。

今なら、つぶれる前に何もせず休むことを選ぶと思いますが、当時はそれができませんでした。うつ病になるまで自己犠牲で会社に尽くしたことには、後悔しかありませんが、そこから学びはありましたので、肯定的に捉えようと今なら思えます。自分の心と体が一番大事ですから、もし限界を感じている状況にあるのでしたら、「やらないこと」、「しないこと」ができる勇気を持って欲しいと思います。

また、本書では、親から子どもの頃に植え付けられた考え方に捉われすぎないことや、自分軸で生きることの大切さを教えてくれたり、嫌いは嫌いで構わないことも教えてくれます。そんな内容の中でも次の一節は考えさせられる内容でした。

「みんなと仲良くしましょう」と教育されると、「苦手」「嫌い」と思うことさえイケナイコトのように感じてしまいやすい。
「我慢が偉い」と教育されると、「したくない」「嫌」と言うことがワガママのように感じることもある。
でも本当は、感情に良い・悪いはない。「こんなこと思っちゃダメ」なんて追い込まないで。
そう思っても大丈夫だから。

学校教育の弊害のように感じますね。もっと個性を尊重した教育であればいいのですが、皆同じ方向を向くことこそが大事という教育が行われているから、社会に出た時のギャップに生きづらさを感じるのではないでしょうか。

生きづらさを感じている人には、、本書はきっと味方になってくれますので、おススメです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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