1.ウォーレン・バフェット
株式投資をしていて、ウォーレン・バフェットの名前を知らない人は少ないでしょう。と言いますか、知らない人は知っておいた方がいいでしょう。世界一の投資家と呼ばれています。94歳のご老人ですが、バークシャー・ハサウェイの現CEOです。来月には退任し、会長職となるそうです。それにしても、94歳で会社のトップにいるというのには、驚きではないでしょうか。
ウォーレン・バフェット氏は、オマハの賢人と呼ばれており、投資家としてのみならず、人柄としても素晴らしく大変評価されています。そんなバフェット氏から学ぶべき点は多く、投資だけでなく生き方の参考にもなるかと思います。
使うお金は入るお金より少なく
バフェット氏は世界一の投資家と呼ばれるため、投資先の銘柄などに注目が行きがちですが、大変倹約家であるといえます。
大金持ちというと、派手な生活をイメージする人もいるかもしれませんが、意外と質素で倹約家こそが大金持ちであったりします。レクサスを乗り回しているより、ユニクロを着ている人の方が資産家だったりするわけですが、バフェット氏も倹約家であるようです。
バフェット氏は株式投資だけで1,000億ドルを超える資産を築いていますが、両親から受け継いだ考え方として、「使うお金は入るお金より少なく」という倹約の精神だったようです。当たり前といえば当たり前のことなのですが、それがなかなかできない人たちも世の中にはたくさんいると思います。クレジットカードという便利なカードもあるため、手元に現金がなくても欲しいものを購入できてしまう世の中でもあります。「引き落とし日までにお金を用意できていればいいので。。。」、なんて考えて購入してしまう、皆さんの中にもそんな経験があるのではないでしょうか。
倹約をすれば、バフェット氏のような資産家に慣れるわけではありませんが、少なくとも、使うお金は入るお金より少なくの精神で日々を過ごしていくことで、貯金することができますし、そのうちのいくらかの余剰資金を投資に回すこともできます。
これらの積み重ねが、雪だるま式に資産が増えていく礎になって行くのではないかと思っています。倹約して貯金をし始めたばかりや投資し始めたばかりでは、あまり実感できないかもしれませんが、いずれ貯金が増え、投資に回せるお金も増えてくると、倹約した成果や投資による複利の効果などを感じられるようになってきます。
多くの方は1,000万円を目指し、そのラインを越えると成果等を実感できると言っていたりしますね。私も1,000万円以上資産運用できるようになってから、上下する金額の大きさ(1%の値動きで10万円です。)を実感するようになり、投資スタイルを考えるようになりました。
今回紹介した、倹約の精神(使うお金は入るより少なく)については、以下の書籍(バフェットの投資哲学がマンガで3時間でマスターできる本)で学びました。まだまだ紹介したい考え方がありますので、少しずつ紹介していければと思っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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