新社会人の方、若手ではじめての異動を経験した方、多くの皆さん新年度の1週間お疲れ様でした。
休職していると、皆さんの頑張りは本当にすごいと感じます。自分も皆さんと同じようにまた社会に貢献できる日々が来ると信じて焦らず治療していきたいと思っています。
新社会人の頃を振り返ってみる 〜退職代行なんてない〜
さて、せっかくなので、自分の新社会人の最初の1週間を振り返ってみようかと思います。もう10数年前のお話になるので、記憶も曖昧ですが、今とは時代が全然違っていましたね。
入社式翌日に退職代行なんてあり得ませんでした。というか、退職代行なんてものは存在していなかったと思います。当時は、この会社で定年まで働くんだと思っていましたし、今のように転職が考えられる時代でもありませんでした。
私の場合、入社式というほどのものはなく、新入社員で挨拶回りをしたくらいで、新人研修もなく、OJTでやっていく感じでした。なので、初日から仕事を始めた記憶があります。最初の配属は総務部署でしたが、当然、電話の取り方はわからないし、怖かったです。内線からはじめ、しばらくしてから代表電話(外線)をとるようになりました。メールもろくに作ったこともない中でしたので、しばらくはどれもこれも、見様見真似でやっていましたね。
肝心な業務内容のことは前任者が社外へ出て行ってしまっていたので、A4数ページのマニュアルをまずは読み込み、それを頼りに進めていきました。もう無我夢中というか、とにかくやるしかないといった感じで、あっという間に週末を迎えたことだけは確かです。でも、当時は辛いとか言った感情よりは、どれもこれもが自分の成長につながるわけですから、楽しかった気がしますね。
幸いにも部署内の人間関係にもめぐまれ、居心地が良かったと記憶しています。むしろ、今までで一番良かったのではないかとさえ思いますね。だからこそ、楽しい社会人生活がスタートできたのかと思います。とはいえ、毎日緊張の連続でしたから、週末はぐったりしていましたし、体重が5キロくらい減りましたね。社会人というか成人してから一番痩せていた時期だったかと思います。
そう考えると、新社会人の方やはじめて異動を経験した方は、みんなそれぞれ、いい環境ばかりでなく、ブラックな環境でスタートした場合もあるのでしょうから、いつの時代も最初は大変なんだと思います。本当に1週間お疲れ様と言いたいですね。
職場環境が合わない、辞めたいと思ったら。
たとえ自分に合わない職場だったとしても、それがわかったということが、前進していることですから、自分の心の声に正直になって、目指すべき方向へ進んでいってほしいです。終身雇用が崩れてきている中、苦しい合わない仕事を続けるより、自分に合った仕事を見つけて得意とする分野でスキルを伸ばしていく方が今後は必要になると思いますので、あまり悩みすぎて精神崩壊する前に方向転換してくださいね。辞めることは逃げではないですよ。向かう道を変えるだけだと思えば、気が楽になります。
自分に合った職場環境だったら。
いい環境に巡り合えた方は、とにかく少しでも早く会社に貢献できるようスキルを身につけていってくださいね。それが、後々の昇給や転職といった人生の転機が来たときに役立ってくれるはずです。ただ、無理しすぎは禁物ですよ。いくら自分に合っていても、体を壊すほど働いてしまっては、続けられなくなってしまう恐れもあるため、健康第一で頑張ってもらいたいですね。
最後に
とりあえず、この週末はアクティブに楽しんだり、お家でまったりしたりして、英気を養ってください。
今回、過去を振り返ってみましたが、当時のことはいい記憶ばかり残っているようで、今の職場環境とは違うなぁとしみじみ思ってしまいました。コンプライアンス、ガバナンス、ハラスメント、メンタルヘルスといったカタカナ用語も当時はなかったのか、知らないだけだったのかわかりませんが、今よりのんびりと平和に仕事していたように思います。とはいえ、どれもこれも今は大事なことだと思っていますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。