前回の通院から2週間が経ち、一昨日は、メンタルクリニックの通院日でした。これまで同様に前日には現在の病状や過ごし方等を日々の日記を振り返りながら、iphoneのジャーナルアプリにまとめる作業をしました。今回もまとめていて、どちらかといえばいい話の方が多い感じでした。
1.3歩進んで2歩下がる
今回も自分一人でメンタルクリニックへ向かいました。この日は混雑しており、予定時刻を押してから自分の番になりましたし、あまり悪い話題もなかったので、比較的短時間の診察となりました。主に以下のような内容を話しました。
・朝(7時くらい)起きれる日が続いている。ただ、追加した抗うつ薬を眠気対策で夜飲むようにした。
・たまに吐き気や胃もたれがあったので、胃薬は、半分くらい使った。
・天気や睡眠により、気分の浮き沈みはあるけど、日中は出かけたい気持ちが結構あり、体力を戻せるように散歩も兼ねて出かけるようにしている。
・1時間くらい通勤電車に乗ってみた。乗ってすぐに気分が悪くなってしまい、寝てやり過ごした。不思議なことに乗り継いだ地下鉄の方が混んでいたのに問題なかった。頭痛薬を飲んだら行動できたので、目的を済まし、帰りは問題なく通勤電車にも乗れた。
2.継続していきましょう
受診した結果、追加した抗うつ薬は、夜に飲むことを継続することになりました。また、胃薬も出していただけて、必要な時だけ飲むことを継続することになりました。通勤電車については、記憶の中で嫌なイメージがまだ残っているのかもしれないとおっしゃっていました。ただ、訓練で続けてみた方がいいということでした。次も2週間後の診察となりました。
3.焦らず継続
今回の受診で初診から6ヶ月を経過しました。最初はぶっ倒れたものの、「もっと大変な人もいるんだし、3ヶ月程度で元気になれるさ」と思っていましたが、症状を他人と比べても意味がないことはよく分かりました。人それぞれに回復ペースがあるので、焦らず治療や良いと思う行動を継続していくしかないと思っています。
うつ病は、薬を飲むだけで治るほど簡単ではないところが難しい病気です。
良い行動というのは、最近の私の場合は、読書、散歩や筋トレなどの軽めの運動、ブログや日記などの言語化、自然に触れること、呼吸法、ちいかわ、などが挙げられます。これらをやっている時は、気分をコントロールしやすいので、その時の気分に応じて、やれることをやっています。
また、ちいかわとMLBのコラボを機に、最近はドジャースの試合をテレビで観るようになりました。野球にはあまり興味がなかったのですが、意外と観ていて楽しいです。
心に余裕が出てくるとこんなにもいろいろなことに意識が向くんだなぁと感じています。朝から晩まで仕事して、ほとんど自分の時間はなく翌日になる日々を去年の今頃は過ごしていましたが、人間には余白がないと、視野も狭くなり、趣味などの楽しみさえも見えなくなるんだなぁと今振り返ってみると思います。
ただ、当時はそれが当たり前に思っていたし、今は楽しみがなくてもしょうがない、定年より少し早く退職して老後を楽しもうみたいな感じでした。それも一つの考え方ではありますが、果たして60歳くらいになった時に元気でいられるかは誰にもわからないので、今この瞬間を楽しむことは疎かにしないほうがいいと思っています。
この記事が少しでも、精神疾患の方やそのご家族の方、それから多くの方に、うつ病の一つのケースとして参考になってくれれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。