前回の通院から2週間が経ち、3月18日(火)はメンタルクリニックへの通院日でした。これまで同様に前日には現在の病状や過ごし方等を日々の日記を振り返りながら、iphoneのジャーナルアプリにまとめる作業をしました。今回はまとめていて、どちらかといえばいい話の方が多い感じでした。
1.この2週間には、ポジティブな要素はあるものの…
今回は自分一人でメンタルクリニックへ向かいました。この日は混雑した様子もなく、予定時刻より少し早く自分の番になり、10分近く時間を取っていただけました。主に以下のような内容を話しました。
・新しい抗うつ薬を追加したことで、鬱気分は抑えられているようで、朝早く(7時くらい)起きれる日が増え、活動的に動ける日もあった。活動しすぎたのか、ここ数日は疲労感があって、眠い。睡眠も浅めな気がする。
・胃薬の効果もあり、吐き気はない。
・職場近くまで電車やバスに乗ってみた。電車は思っていたより人が多く、少し動揺したけれどなんとかなり、バスは空いていたので、違和感はなかった。昨年末は気分が悪くなってしまっていたので、進歩。
・相続のことで体調が乱れたけど、少しずつ運動を再開している。親族にとって良かったのかわからないけど、本音をぶつけてしまった。自分の気持ちに正直になれたので、そこはスッキリした。
・仕事のことは少しずつ考えられるようになってきてはいるが、まだ不安が大きい。焦って時短勤務になってしまうとさらに収入減になりかねないので、フルタイム復帰で考えたい。
受診した結果、吐き気が治まっているのであれば、胃薬をなしにできるか試してみることになりました。鬱気分を抑えられたので、抗うつ薬2種類などは継続。また、睡眠については、薬を増やすこともできるけれど、運動量を調整してうまく眠気がくるように取り組んでみることになりました。あとは、外出ができていることはいいことと肯定して下さいました。最後に仕事については、5月末まで(2ヶ月間)休職を延長することとなりました。
2.ある程度想定内の結果
休職延長や睡眠のことに関しては想定内ではありました。4月から復職はまだ早いんじゃないかなという妻の意見も事前に聞いていたし、睡眠の悩みは主治医に話したかったけど、薬を増やすことを望んでいるわけでもなかったので、まぁ、なるようになるさくらいで寝不足にならないよう過ごしていきたいと思っています。
1点、胃薬に関しては、早速翌日の朝食後に飲むのを止めてみたのですが、昼食を食べた後くらいから胃から込み上げるものがあって、結局15時くらいには胃薬を飲みました。抗うつ薬を飲む以上、胃薬はセットかもしれません。今日も夜中の2時くらいに吐き気のようなものを感じて起きてしまったので、今朝も胃薬を飲みました。
3.心のモヤモヤは消えないけれど。
結局、薬がないとどうにもならないのですが、一方で薬のせいでバランスが乱れることもありますので、モヤモヤするというか、もどかしいですね。過去とか未来ではなく今のコンディションを考えた時に、デメリットよりメリットの方が大きいなら、それをやってみるしかないのかなぁと思っています。
何十年後とかに薬の悪影響が体に出る可能性は否定できないけれど、今を生きるのに必死ですからね。おそらく精神疾患に限らず、がん等で苦しんでいる方も同じように感じていたりするのかもなと少し思ったりします。
うつ病になって以来、人生の有限さを感じるようになったので、なるべく後悔のないよう、体と心に相談しつつ、やりたいことをやって過ごしていきたいです。
精神疾患を誤解している人の中には、うつ病を患っているのだから、家で寝てなきゃダメだとか、家でのんびり体を休めなきゃダメだ、などと思っている方もいるかもしれませんが、それでは治りません。こころと体を休める必要がある時は、もちろん家で寝たり休んでいたりしますが、動ける時には散歩をしたり、筋トレしたり、社会と交わるように日常生活を送ることが治療になるのです。特に太陽光を浴びて自然に触れ合うことは大事だと思っています。
私自身が治療中のため、日々試行錯誤していることもありますが、少しでも精神疾患への理解や今現在苦しんでいる方の力になれたら嬉しい限りです。
最後までお読みいただきありがとうございました。