今思えば、あれもうつ病の症状の一つだったかもという出来事をまとめました。
1.飲酒量が増える。
私は、家ではあまりお酒を飲まないタイプでした。お酒を飲むこと自体は嫌いではなかったので、外では飲んでいました。だからわかりやすいとも言えるのですが、2024年2月~3月にかけて明らかに飲酒量が増えていました。家ではあまり飲まないタイプだったにも関わらず、買い込むようになり、ストックがなくなる前にまた買う状況でした。当時は、外で飲む機会も減ったこともあって、家で飲みたくなったのだろうと思っていましたが、おそらく違っていたのでしょう。
2.両腕を上げると、ズキッとした痛みがある。
2024年7月のある時から両腕を上げると、ズキッとした痛みがあるようになりました。はじめは年齢的に少し早い気がするものの四十肩かなと思いましたが、調べてみると、片方の肩に症状が出るとのことだったので、よくわからないと思いつつ、ストレッチ等で様子見をしていました。そんな中、うつ病で倒れてしまい、休職することになったのですが、うつ病の治療を始めてから気づいてみると、痛みがなくなってきているではありませんか。筋肉というより神経の痛みだったので、自律神経の乱れから、痛みが出ていたのでしょう。今では普通に両腕が上がります。体からの防衛反応だとは当時気づけませんでしたが、体は正直なのだなと思います。
これらは、私の場合の話であって、うつ病患者やうつ状態の人の全てに当てはまることではないと思いますが、日頃から健康には気を遣い、異変に早く気づき、病院(はじめは内科や整形外科等でもいいんです。そこで検査して異常なしだとしても。それで精神的なものかもと気づけることが大切です。)へ行ってみることが大事なんじゃないかと思うのです。私は、「平日は仕事が忙しいし、休日は家庭のことで忙しいし」、と理由をつけては病院へ行くのを先延ばしにしてしまう傾向にあったことを深く後悔しています。私より症状の重いうつ病患者さんはいくらでもいると思いますが、誰しも早くから治療を開始できれば、少しでも早く社会復帰できる可能性があるのかなと信じて生きています。ただ、なかなか症状が軽い段階で気づくことも難しいし、そんな簡単に仕事を休めないという気持ちもわかるので、休むことってすごく難しいなぁと感じます。
私自身もはじめは1か月くらい休めば元通り元気になるだろうと思っていましたが、現実はそう甘くありませんでした。
今、メンタル不調を起こしている方や、まわりにそういった方がいる方の少しでも参考になっていれば幸いです。そして、少しでも日本社会の理解が進んでもらえるといいと願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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