とある日の日常です。
うつ病には、朝散歩がいいとよく言われます。うつ病では脳内のセロトニンの量が減少したり、働きが落ちたりしていることが可能性として考えられるため、セロトニンの分泌を促すことにつながる方法として、太陽の日を浴びたり、軽い運動をすることが挙げられます。でも、なかなか朝散歩はできません。というのも、不眠の症状があるため、睡眠を十分に取ることができなかったりして、朝早く起きられないからです。午前3時~5時に目が覚めてしまうことはありますが、さすがに睡眠も足りないし、太陽が出ているわけではないので、もう一度眠れるようにします。7時過ぎにはもう一度目が開きますが、すぐに動こうとしても動けない現実がそこにはあります。
怠けていると言われるかもしれませんし、自分をそのように責めてしまうこともありますが、無気力感が抜けてこないことには起き上がれないのです。なので、朝散歩は無理と割り切って、起きたら太陽の日を浴びる、一日のうちのどこかしらで散歩や軽い運動をするように心がけています。ただ、やらなければならないといった義務感は自分を責める一因になりかねないので、できる日にやるくらいで過ごしています。
近所を散歩するようになって、自然を感じる機会が増えたことには喜びを感じます。風、波の音、空、木々を五感で感じながら散歩していると、すごくスッキリします。人間はもともと狩猟採集民であり、外で生活していたわけなので、自然に触れている時に居心地がいいのは当たり前なのかもしれませんが、日々の忙しさに追われ、何か大切なものを忘れてしまっていたように感じます。うつ病になって人生詰んだように思うこともありますし、ネガティブな感情は湧いてきます。でも、それと同時に人生立ち止まることができて新たな気づきがあることもまた事実です。
夕暮れ時の写真を貼り付けてみましたが、何気ない日常であり、意識しなければカメラを構えることもないでしょう。頭をからっぽにして、目の前の風景を楽しむことも必要だと思います。
ただただ、生きていることに感謝。
そんな気持ちになったりします。
メンタル不調な方、精神疾患を患っている方、生きづらさを感じている方、などたくさんいると思っていますが、あなたの今の感情はあなたにしかわからない、他人にはなかなか理解してもらえない、そういったことで苦しんでいるかもしれません。私自身そう感じることはあります。
誰かに聞いてもらうことで解決できることもあると思いますし、SNSを通じて吐き出すこともいいと思いますが、五感で自然を感じ、ボーっと過ごしたり、散歩したりすることで、気分がスッキリすることもあると思いますので、時間のある時、体調の良いときに自然を感じられる場所へ行ってみるのはどうでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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