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うつ病治療中の旅行はどうなのか:いざ京都へ

年末年始もあっという間に終わり、仕事や学校が始まっている方々が多いのではないでしょうか。私自身は、休職中であり、今日も自宅でこうしてブログを書いております。仕事をしていれば、1月6日(月)が仕事始めでしたので、どこかしら仕事を意識してしまう部分があり、昨日は、神経痛が出てしまい胸周りがチクチクしたり、頭痛気味だったりしました。なんとなく社会から取り残されてしまっている感があるからかもしれません。何か夢中になれていたりすればいいのですが、考える時間が幸か不幸かあるので、頭をよぎるんですよね…年末年始で大多数が休暇の時は全然仕事のことは頭になかったのに。でも、仕事というか日常生活がまだまだできる状態にはないことを感じる出来事が年末年始にありました。

実は、両親の計らいで、両親と妻、子供2人の計6名で、2泊3日の京都旅行をしてきました。学生時代に住んでいた街でもあるため、知らない土地へ行くのではないことから、良いきっかけになればと思っていました。結果としては、できること・できないことの両側面がわかりました。

1.車の長時間移動がきつい

 うつ病になってから自分で車を運転する場合、ちょい乗り程度にするようにしています。というのも、運転に疲れて頭が痛くなったり、ボーっとしたりするからです。今回は父の運転で出かけたのですが、自分が運転するよりはマシですが、長時間乗っているのも同じように身体的負担はあるものだなぁと感じました。健康な人ですら、長時間同じ姿勢で座っていれば疲れるわけなので、当たり前と言えば当たり前のことかもしれません。行き帰りの車の中では寝てるか、半ば死んでる状態でした。サービスエリアに寄れば、気分転換になるかと思いきや人混みで、トイレに行くのもしんどくて、個室に入り、パーソナルスペースを確保して落ち着くことができた感じです。

2.建物内の人混みがきつい

 田舎に住んでいることもあり、人混みというほどの混雑に最近は出会っておらず、また行き慣れた場所は、抵抗がないものです(職場近くの商業施設は動悸息切れがしてしまって、それ以来行っていないですが、幸いにも職場は自宅のある街の市外のため、生活には支障なしです。)。しかし、旅行先は年末年始の京都。おしくらまんじゅう状態の場所もあり、どっと疲れが出てしまい、初日は、車移動の疲れも重なり、ホテルのチェックイン時間の14時から夕食の時間まで、私のみホテルの部屋で寝ることになってしまいました。

3.朝7時に起きれた

 ホテルの朝食の時間の都合上、7時くらいには起きられればいいなと思っていました。自宅では、なかなか目が覚めても動けないことが多いのですが、目的がはっきりしていたからなのか環境のせいなのかわかりませんが、7時くらいに起き上がることができました。

4.一人であれば京都散策ができた

 京都滞在2日目には、両親や家族と朝食後から夕食前まで別行動をすることに決めていました。両親たちは、清水寺方面へ。清水寺周辺は年中人混みです。また、初詣で人気の北野天満宮平安神宮、八坂神社、伏見稲荷等は、完全に除外し、京都駅周辺で外を歩いて行ける場所として、西本願寺と東寺に絞り、向かうことにしました。学生時代もこの二つのお寺には行ったことがなかったのですが、敷地が広く、人もばらけていたので、気分良く参拝できました。

西本願寺

西本願寺

東寺

東寺

その後は、京都駅前にあるイオンモールにちいかわのポップアップショップがちょうど開催されているということだったので、初めて行ってみました。思ったより混雑している感じはしなかったので、楽しめました。

一日1万5千歩も歩けて、少し自信になりました。また、木々や海のような自然のある場所を散歩するのも気持ちいいのですが、寺社を見ながら歩くのも心が癒されました。

5.胃や腸がぶっ壊れる

 旅行期間中は、ホテルでの朝食や夕食もあり、当然おいしいため、普段よりついつい食べてしまいました。結果、体力がないため、胃や腸にダメージが。胃薬や整腸剤を持参してはいたのですが、継続的に飲まないと回復しないレベルでした。旅行最終日の朝は胃にやさしいものばかりを朝食で食べたにもかかわらず、昼も夜もほとんど食べずに、自宅まで護送されました。

6.子供たちの笑顔

 コロナ禍以降、なかなか思うように子供たちを泊りの旅行に連れていけていなかったので、楽しんでいる姿を見れて良かったと思っています。また、子供たちにとっては、じいじとばあばとも一緒に旅行ができて、良い思い出ができたようで何よりです。

 

この旅行を通じて、私は周りに救われているなぁと感じました。理解者がいなければ、この年末年始を、おそらく一人孤独に過ごすことだってあり得たでしょう。一人でいることが楽なときもありますが、うつ病になってからは、孤独と感じてしまうことは怖いなぁと思っています。今の自分をわかってくれる人がいてくれるだけで恵まれていると感じます。

最後に、見出しへの回答を自分なりに出しますが、うつ病治療中の旅行は、なかなかハードルが高いです。一人でなんでもできるエネルギーが回復してきているのであれば一人旅は気楽で、気分転換になるかもしれませんが、周りに合わせて動くのは大変に思いました。また、今回は年末年始で世間もお休みムードなので気になりませんでしたが、周りが仕事をしている時に旅行にいくとなると、罪悪感がでてくるように思います(うつ病を患ってる本人からしたら、治療のための行動の一つであり、気分転換の一つであると思うので、罪悪感を感じる必要はないと思いますが、気持ちの整理が難しいと感じます。)。あくまで、私個人の考えですが、参考になれば幸いです。

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