年末のとある日のこと。友人から、食事のお誘いがありました。彼此、20年以上の長い付き合いの親友たちです。いつもの私なら、都合さえつけば迷わず遊ぶところですが、今回は躊躇いがありました。それはなぜか。そう、うつ病を患ってしまっており、1.体調面で不安があったこと、2.うつ病のことを話すべきか、隠しておくべきか、この2点に悩まされました。正直、こんな状況を知られたくない気持ちもありつつも、彼らなら理解してくれるだろうから打ち明けて、これからも友達としての関係を維持していきたいという気持ちもありました。
自分一人では決められないなぁと思い、妻に気持ちを打ち明け相談しました。妻からは「彼らなら大丈夫だと思うから、病気のことも話しつつ、久しぶりに楽しんできたら?」と言葉をもらったので、思い切って行くことにしました。
結果としては、うつ病を患い休職中であることを伝えることができました。親友に会うことさえすごく緊張しましたが、味方でいてくれることを感じられてよかったです。今までと変わらない他愛ない話で盛り上がり、久しぶりに気分転換できました。何でも話せる間柄の友を持つことは大事だなぁと思いました。私は内向型な性格もあり、決して友達が多いわけではありませんが、軽い付き合いの多数の友より、たった1人だったとしても大親友がいる方が大事なんじゃないかなと思いました。社会人になり、結婚し、子供が生まれ、職場か家庭で過ごす時間が多くなり、学生時代より友人は減ってきていますが、親友は大切にしなきゃと思いました。
今回の経験を通して、私なりの考えは次のようになります。
親友にはうつ病のことを話してもいいと思いますが、ちょっとした付き合いの友人であれば、うつ病のことは伏せておくのがいいのかなと思います。
参考になれば幸いです。
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