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うつ病の回復に向けての取り組み

1.正解はわからないけど、自己肯定することが大事

うつ病の回復に向けて、何が一番良い方法なのかは人それぞれなのかなと正直思います。散歩するのがいいと言うものの、動けないときにはできませんし、本を読むことも文字を受け付けない人もいるでしょう。睡眠をしっかりとることは大事ですし、太陽の光を浴びることも大事だと思っていますが、思うようにいかないこともあります。正解かどうかはわかりませんが、「できない日があってもしょうがないな」、くらいな気持ちでいるといいのかなと思って過ごしてきています。

健康な人からしたら、「当たり前じゃん。何言ってんだ。」と思われるかもしれませんが、うつ病を患っている人からしたら、「今日も生きている」、「今日は、いつもより早い時間から動けた」「今日は、本を〇ページ読めた」とか、そのくらいを肯定することが大事だと感じています。この感覚は、自分が元気な時にはわからなかったことで、仕事上でもうつ病患者と関わることもあったのですが、理解が全くできていなかったと思っています。風邪はみんな引くので、お互いの気持ちを理解できますが、うつ病は風邪のようにみんなが患うわけではないため、理解が進まないのもわかります。なので、少しでも理解してもらえる人が増えたら、お互いもっと穏やかな気持ちでいられるのかなと思います。

少し話が逸れますが、新型コロナウイルスについても同じことが言えると思っています。感染したことのない人からすれば「ただの風邪だ」と言われたりしますが、感染した人からすれば「ただの風邪じゃない。味覚に違和感が何か月もあるし。」となるかと思います。

2.おすすめ

さて、うつ病の回復に向けての取り組みの中では、日記や記録をつけるのがおススメです。YouTubeや書籍等でも紹介されていることなので、ありきたりかも知れないですが、やった方がいいと思います。文字に残すことで、「何気ない一日」を「意味のある一日」に変えてくれます。私は、鉛筆とノートでは昔から自分の思いを文字にすることが苦手なため、スマホのアプリを使っています。本当はパソコンのキーボードを打つ方が言葉が浮かぶのですが、うつ病初期の頃は、ノートパソコンを開くと気分が悪くなってしまうこともあり、スマホアプリで継続しています。また、日記をつけておかないと、記憶というのは実に曖昧なものだと感じています。後からであれば、良いようにも悪いようにも物事を変換して捉えてしまうので、その時その時に感じたこと、出ていた症状等は文字にしておく方がいいと思います。正直、うつ病の診断を受けた9月頃の記憶はかなり曖昧です。その頃の記憶だけごっそり抜けている感じです。今も戻っていません。特に仕事のことは全く覚えがないです。思い出そうとすれば、気分が悪くなる感じもあり、頭が拒否しているように思っています。

なお、なるべく「できなかった」と書くのではなく「できた」ことに目を向けることが大事だと感じています。心理学の用語でフレーミングというようです。仕事の研修時にも聞いた言葉で、その時はあまり響きませんでしたが、今は大切だなと感じています。

 

それから、推し活とまでは言えませんが、私にとっては家族と「ちいかわ」のグッズを集めたりすることも生きる活力となっています。例えば、散歩の目的地を「ちいかわ」のガチャガチャのあるお店にしたりして、散歩を楽しむようにしています。他にも新しい本を求めて本屋さんを目的地にしたりしています。妻も散歩に付き合ってくれることもあり、仕事をしていた時と比べて妻と話す時間が増えたことはある意味良かったと思っています。

妻には本当に感謝です。なかなか周りの人間がうつ病を理解してくれないということも聞きますが、妻は協力的でいてくれます。私が元気になって、妻が体調を崩した際には、今度は自分が助ける番だと思いますし、そうやって助け合っていける家族でありたいと思います。仕事に追われる日々の自分は無表情でイライラ、せっかちになっていたと言われましたが、うつ病を患って以来、穏やかな性格になった、とも言われます。もしくは本来の自分に戻ってきたのかもしれないです(自分で言うとなんか恥ずかしいですね)。

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